好意　気づかない

学校や職場などで、異性から好意を持たれている人はなんとなくではあるが気づいていることが多いでしょう。
しかし、まれに好意を持たれていることに全く気づかない人もいます。
では、どのような場合気づかないのでしょうか。
ひとつは、好意を持っている人が本当に相手にわからないように接していることが考えられます。
他の人と変わらず普通に接していて、他の人にも気づかれないよう接することができる人がまれにいます。
心の中では好きで仕方がなくても、その気持ちを表に出さず接することができる人は、周りからも気づかれることなく普段通りの生活ができる、感情と行動をコントロールできる天才ともいえます。
実際はどうしようもなく好きな気持ちがあっても、特別な視線を送ることなく、特別な行動をすることなく、ただただ相手を思うだけで幸せな人なのかもしれません。
そのような人は相手からも気づかれずに一緒に生活ができる、つまり気づかないということになります。

もう一つは、好意を持っている人は特別な視線を送っていたり、行動やしぐさで周りからはバレバレなのに、当の本人は鈍感で気づいていないというパターンです。
本人が気づかない性格は、実はとても明るく元気な人に多く見られます。
誰に対しても明るく、元気に接することができ、たとえ好意を持たれているような行動をとられても、それはスキンシップの一つだとか、優しくしてくれている、ありがとう。
のようにとらえてしまい、相手の気持ちに気がつかず、それで毎日を過ごしてしまっているのかもしれません。
悪気があってそのような行動をしているわけではなくても、好意を持っている人からすれば少し悲しく、寂しくなってしまいます。
しかし、そのような人と理解したうえで好きになってしまったのであれば、仕方のないことですので、そういった場合にはストレートに好きという気持ちを相手に伝えるほうが、気持ちがすっきりとするかもしれません。
気づかないには何かしら理由があるものです。