好意の返報性を利用した告白
好意の返報性とは一体何なのかと言いますと、好意を持って接した相手は、同じ気持ちを返してくれる、というものを指します。
これは人間関係は俗に鏡だと言われていることに基づいています。
好きだと思ってその気持ちを日頃の行動で証明すれば、向こうもそれに応じてくれるものなのです。
では、好意の返報性を利用すれば、告白が可能になるのかと言えば、それは充分実現可能です。
ただし、段階を踏むのを忘れてはいけません。
向こうの誕生日に高価なプレゼントを贈ったのだから、好感度は一気に上がったはずだと踏んでも、それが肩すかしに終わることはよくあるのです。
そのため、雑談を交わす仲から始め、二人きりで出かけるぐらいの間柄になった時を見計らい、相手が本当に喜びそうなものを手渡す、という形にするのが一番です。
恋愛とは相互理解により成り立っています。
告白をするにしても、向こうがこちらのことを好きでないと、思いが成就する可能性はありません。
日頃から足場を固めておくようにしましょう。
好意の返報性を利用した告白の仕方としては、先に説明したように、相手の自分に対する好感度をあらかじめ高めておくのが有効です。
これは内心嫌われているのに、プレゼント攻勢を続けても意味はない、ということです。
人間には好き嫌いがあります。
自分は何とも思っていなくても、他者から見ればどうにも我慢がならない、という事柄は意外に多いのです。
そのため、相手が何を好きなのかを意識して観察するようにすれば、自分のどこが嫌いなのかも分かるようになります。
このとき、観察力に自信がない、相手が何を考えているのかいまいち伝わらないというのであれば、その人と親しく付き合っている人の意見を求めるようにしましょう。
第三者の意見があれば、別の展開を迎えられる確率は自然と高まります。
どんな物事もただ頑張るだけでは報われません。
努力するにしても、その方向性を明確に定め、ゴールに近づくようにしなければ、意味がないのです。
情報収集の大切さを意識しておきましょう。