仕草を真似する 心理

仕草を真似する心理について

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両想いのカップルや長年連れ添った夫婦など、お互いに好意を持っている人同士は互いに仕草や言動が似てきます。

 

これは同じものを見たり、同じものに触ったりなどしている内に自然と相手のリズムに合わせようとする心理が働いているからと言えます。

 

相手の仕草を真似する行為は心理学的には同一視と呼ばれ、例えば好きな芸能人のファッションを真似たり髪形を同じものにするなどの行動が当てはまります。

 

仕草や言動も同じ心理が働き、自分が好ましく思っている人や尊敬できる人物などの仕草を真似すると言う傾向が見られます。

 

また、人は自分と共通点があると心を許しやすくなります。

 

例を挙げれば会社の上司が同じ出身校だったり同じスポーツをやっていた場合などは、仕事の能力とは別に可愛がられたりします。
こちらも同一視の影響であるとされています。

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人は共通点があると親近感を抱きますが、仕草が似ている場合にも親近感を抱きやすくなります。

 

同じように髪をかきあげたり、足の組み方が同じだったりすると一気に親近感を抱きます。
この効果を心理学的にはミラーリングと呼んでいます。

 

ミラーリングは相手の行動を鏡に映したように真似をすることで相手に好意を伝える方法とされていて、意識して行うことで効果を発揮します。

 

例えば相手と同じタイミングで飲み物を飲んだり、同じタイミングで顔を触るなどして相手に親近感を抱かせます。

 

真似をされたほうは無意識で真似した相手を自分に近しい存在だと認識します。
したがって、ミラーリングを行うことで勘違いさせ相手に好意を抱かると言う事になります。

 

ただし、あまりにも露骨にやりすぎてしまうと逆効果になります。
露骨に自分の真似をされると人は不快に感じますので、注意が必要になります。

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