職場にいる同僚のパーソナルスペースを知る方法
パーソナルスペースとは、日本語に直すと、他人が近づいてきても許せる空間となります。
これは目に見えないテリトリーが各自にあることになります。
そしてたいていの人が見ず知らずの人に不用意に近づかれるのを嫌がり、意識して距離を開けようとします。
では、職場にいる同僚のパーソナルスペースを知る方法は何かないのかと言えば、雑談を交わしているときの距離を見てみる、というのがあります。
これはいかにもという感じで凝視すると、向こうからも怪しまれるので、軽い感じで探るようにしましょう。
殆どの人は、いつも接している相手との距離を、このぐらいだと定め、それを遵守する傾向にあります。
これは話し相手が異性となると、より顕著となります。
不用意に近づかせると、誤ったサインを与えることになり、問題が起きるのでないかと身構えてしまうため、周囲からもその距離感が伝わるようになっています。
職場にいる同僚と揉めたくなければ、無用な接近は避けた方が賢明です。
相手との距離からそのパーソナルスペースを見抜くこともできます。
恋人あるいは親友であれば、息がかかるぐらいの距離にいても、気にする人はいません。
かなり親しい間柄だと、その表情が見える範囲にいます。
これは向かい合う形で食事をしている風景などを見れば、その関係に察しをつけることができます。
会話が成立するぐらいの距離にいるのであれば、そんなに親しくもないし、険悪な関係でもないと言えます。
これはコミュニケーションを取ることを拒絶しているわけではないからです。
いつも極端に離れた位置にいて、視線を送ることも殆どないというのであれば、興味がない、あるいは単純に嫌っている、というのが考えられます。
これは同じ職場にいる同僚が相手だと難しそうですが、業務内容を意識的に重ならないようにすれば、物理的に可能となります。
人間関係とは一見すると複雑なようですが、このようにパーソナルスペースを確認することで、その間柄に察しをつけることができます。
