好意から積極的に話しかける心理とは
好意を抱いている相手に積極的に話しかけるというのは、誰しもが行うことです。
これは意識せずにやる場合もあれば、計算に基づいていることもあります。
では、後者の場合は、それをする人が何を考えているのかと言えば、自分のことを相手に売り込みたい、という発想が根底にあるのです。
人間は自分の価値を高めたい、あるいは好きな人から高い評価を受けたいと考えるものです。
そういう意味からすれば、積極的に話しかけることによって、相手から実際以上の評価を受けることは、自然な発想なのです。
このとき、実現困難かと思われることを口にして墓穴を掘ってしまう人もいますが、これは控えた方が賢明です。
自慢話をするにしても、あくまで背伸びの範囲に留めるようにしましょう。
恋愛に夢中になっているときは、周りがよく見えなくなる、というのは珍しい話ではありません。
しかし、客観性を欠いてしまうと、たいていの物事は失敗します。
それを意識しておきましょう。
気になる相手に積極的に話しかける心理としては、他の相手を近づけさせたくない、という計算もあります。
これは常に自分が近くにいることで、ブロックをするという形です。
こういう行動を取るタイプの多くが、独占欲が強いと言われています。
好意を抱いている相手を独り占めしたいという感情があるのは仕方がありませんが、度が過ぎると相手から嫌われる原因になります。
あくまで常識の範囲内で行動するようにしましょう。
好意から積極的に話しかける人の多くが、恋愛でも積極的だと言われています。
これは一緒に出かける約束を取り付けられたら、相手のことをリードしたがる傾向にあるのを意味します。
これは性格に基づいたものなので、容易に矯正できるものではありませんが、一人で突っ走ると相手が置き去りにされる可能性があります。
恋愛とは相手と息を合わせることで成立するものだというのを、忘れないようにしましょう。
無理をするとしっぺ返しが来るのは、仕方のないことなのです。
